抜歯を伴う矯正症例をご紹介します。
抜歯が必要な矯正は、定期的な通院やゴムかけ(※)など、患者さん自身の協力が治療結果に大きく関わることもポイントです。
※ゴムかけとは…
矯正用の小さなゴムを上下の歯に引っかけて、歯や噛み合わせを理想の位置へ動かすための治療のことです。
患者さまのお悩み・ご希望
① 前歯が前に出ていて、お口元が出て見えるのを改善したい
② 上下の歯がうまく噛み合っていないので、しっかり噛めるようにしたい
③ 一番前の歯が出ていて、その横の歯が引っ込んでいるため、きれいに並べたい
④ 上の前歯が下に伸びていて下の前歯があまり見えないので、上下の前歯がバランスよく見えるようにしたい
といった上下の歯並び全体に関わるお悩みでした。
実際の患者さまのお口の状態は…
✔ 上の前歯の並びがデコボコしている状態
✔ 上下の前歯の間にすき間がある
✔ 噛み合わせが深く、上の前歯が下の前歯を大きく覆っている
✔ 歯並び全体のアーチ(歯の並ぶカーブ)が乱れている
といった状態でした。
治療の進め方
① 上あごの左右の4番目の歯を抜いて、歯をきれいに並べるためのスペースを作る
② 奥歯を支えにしながら、前に出ている上の前歯を後ろへ下げる
③ 同時に、上下の歯並び全体をバランスよく整える
④ 前歯と奥歯がしっかり噛み合うように調整
⑤ 最後に、左右のバランスが整った自然できれいな歯並びに仕上げる

治療期間と費用
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治療期間 2年1ヶ月
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通院回数:17回
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治療費用 880,000円
患者さまの感想
以前から上と下の前歯がかみ合わず、食事の時に噛みにくかったのですが、矯正治療をしてからはしっかりと噛めるようになりました。奥歯を2本抜いた方が、口ゴボが改善すると言われたので、思い切って奥歯を抜歯してから矯正治療をしてもらうことになりましたが、よく噛めるようになったので、良かったと思います。少し長かったですが、抜歯すると治療期間が長くなると先生から言われていたので、なるほどなと思いました。歯並びが後戻りしないよう、リテーナーを長くつけようと思います。
担当ドクターより
上のアーチ(歯列)と下のアーチがアンバランスで、それを整えるために上顎小臼歯2本の抜歯が必要でした。
小臼歯を抜歯した場合には、上下にゴムをかけて前歯を牽引する場合が多く、今回もそのようなケースです。
患者さんは根気よくゴムかけに協力してくださいましたので、順調に歯が動き、満足の得られる歯並びとなりました。
矯正治療のリスク
・歯を動かすことで、歯を支えている骨が少し痩せたり、歯の根が短くなることがあります。
・矯正中は歯が一時的にグラグラすることがあります。
・噛み合わせが変わることで、あごのだるさや違和感、顎関節に症状が出ることがあります。
※矯正治療中にも一時的な副作用がでることがあります※
・矯正装置に慣れるまで、一時的に噛みにくさや食べづらさを感じることがあります。
・抜歯後は、歯を並べる途中で一時的に見た目のすき間が気になることがあります。
・歯と歯の間に食べ物が詰まりやすくなることがあります。
全体上下の矯正も、まずはご相談下さい。
