従来はワイヤー矯正が主流でしたが、現在はマウスピース矯正も広く普及しています。

まずワイヤー矯正ですが、これはブラケットを歯に付けて弾性力を歯に加えることにより歯列矯正を行います。
ワイヤー矯正は最も伝統的な方法であり、日本全国でも多くのクリニックで実施されています。
ただ、表側矯正と比較すると裏側矯正は難易度が高いため、裏側矯正を行っていないクリニックもあります。
ワイヤー矯正は最も伝統的な方法であることからたくさんの治療実績がありますし、顎の手術と同時に行う場合でも対応しています。

次にマウスピース矯正ですが、これは現代科学技術を駆使した矯正法であり、最も新しい方法とされています。
歯並びをスキャンしてから3Dプリンターを使ってマウスピースを作ります。
ワイヤー矯正のようにアナログな歯科治療と比較すると、デジタル機器を駆使して治療を行う画期的な方法です。
歯と歯の間を削って空間を利用することにより歯を動かせるだけでなく、取り外しも可能のため、ワイヤー装置のように常に装着し続ける必要がありません。
シミュレーションプログラムによって修正も行うことができます。
また治療を始める前に、最終的にどんな歯並びになるか画像で確認できます。

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