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歯並びは消化器官にも影響を及ぼす?



歯並びの良し悪しは、見た目の美しさだけでなく、全身の健康にも関係しています。

歯には、咀嚼をして食べ物を細かく砕く役割があります。
歯並びが悪いと、上の歯と下の歯が当たるときにズレが生じるため、食事をするときに食べ物がうまくすりつぶせなくなります。
そして食べ物はあまり小さくせずに飲み込むと、胃が食べ物を消化するのに時間が長くかかり、結果的に胃に負担をかけてしまうのです。
その結果、消化不良、胃の機能低下による胃の痛みや胃もたれを起こしかねません。

特に口の中は、唾液に含まれる酵素によってデンプンを消化する役割があります。
唾液は咀嚼によって分泌が高まるものなので、しっかり噛めない場合には、デンプンの消化が悪くなってしまう可能性があります。
さらに、きちんと消化されないと、栄養素が小腸で吸収されにくくなります。
それが栄養不足も招き、新たな不調や病気の原因に繋がることもあります。

食べ物の消化吸収に繋がり、栄養素を体へ取り込むためにも、整った歯並びは非常に大切です。