年末が近づき、会社員の方は年末調整の紙を受け取った…という方も多いかと思います。
医療費を一定額以上の金額で支払ったときには、医療費控除が適用される可能性があります。
まずは１年間の医療費が10万円を超えていないか、確認しましょう。
期間は2023年1月1日から2023年12月31日までです。

この1年間で、生計を一とする家族全員の医療費が10万円を超えていたら医療費控除を受けることが可能になります。
もちろん歯科治療も対象になりますので、適用可能な医療費か一度確認されるのをおすすめ致します。
基本的に対象となる医療費は、「病気に対する治療」であり、薬代なども含まれます。

ただし、健康促進などが目的であったり、美容関係（歯科で言えばホワイトニングなど）も対象外です。
差額ベッド代などもその対象にならないので注意しておきましょう。

また「1年間の医療費の合計」とは、実際に負担することになった医療費を指します。
単純に医療費の合計というわけではなく、
期間内で支払われた保険金や出産育児一時金などの補填は差し引かなければなりません。
やや面倒ではありますが、申請するときにはしっかりと守るようにしましょう。

こちらも合わせてご参照ください。
国税庁 医療費を支払ったとき（医療費控除）
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm