ドラッグストアに行くと数え切れないほどの種類の歯ブラシが並んでいます。
その中から、どのような基準で歯ブラシを選んでいるでしょうか？

「昔から使っているから」、「CMでよく見るブランドだから」といった理由で選んでいる人も多いと思います。
口の中を清潔に保ち、虫歯や歯周病を防ぐためには、ご自身に合った歯ブラシ選びが必要です。

歯ブラシ選びの一つのポイントは「ヘッドの大きさ」です。
口や顎、歯の大きさは人によって異なりますが、少し小さめのヘッドのほうが口の中の隅々までブラッシングできます。
ただし、ヘッドが小さい分、磨く時間は長めにかかります。

2つ目のポイントは「毛のかたさ」です。
歯ブラシには「硬め」「ふつう」「柔らかめ」といった表示がありますが、それぞれに特徴があります。
硬めの歯ブラシは汚れを落としやすいですが、力を入れて磨いてしまうと歯や歯ぐきを傷めてしまう可能性があります。

一方、柔らかめの歯みがきは歯や歯ぐきを傷付けにくいのが特徴です。
しかし、汚れは落ちにくくなってしまうので、歯ぐきが弱い人向けといえるでしょう。

ほとんどの人はふつうがおすすめです。

また歯ブラシは1～2ヶ月ほどで毛先が外に反ったり毛束が開いて、うまく磨けなくなってしまいます。
歯ブラシの状態を良く見て、上記のような状態になったら新しいものに買い替えましょう。